蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】大谷1億円 松坂以来高卒3年目 「打ってみたいです」2014年12月6日 紙面から
日本ハムの大谷翔平投手(20)が5日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7000万増の年俸1億円で更改した。高卒3年目での大台到達は西武時代の松坂大輔以来史上2人目。二刀流査定で大幅増を勝ち取り、来季はソフトバンクに入団した怪物・松坂との、打者としての対戦を熱望した。 投打にわたる活躍で、年俸1億の大台に乗せた。新調した10万円超のオーダースーツで会見場に現れた大谷は「評価していただきありがたいです。こんなスピードで上がるとは思っていなかった」と喜びつつも「金額が大きすぎて実感が湧きません」と不思議そうな表情を浮かべた。 高額昇給は二刀流だからこそだ。投手としては11勝。野手では打率2割7分4厘、10本塁打。日本球界初の「10勝&10本塁打」の偉業をやってのけた。1億円の算出根拠について島田球団代表は「両方をやってるからこそです」と説明。投手での査定ポイントの方が高かったが、打撃部門の上積みが、7000万もの大幅増につながった。 今季は自己最速162キロをマークするなど、常にパ・リーグの話題の中心だった。そんな大谷が、来季対戦を熱望するのが松坂だ。くしくもこの日ソフトバンクで入団会見をした平成の怪物に対し「すごく目標にしていた選手。憧れがあった」という。 投打とも名勝負となる可能性がある中で、投げ合うよりもまず打者・大谷としての対決を心待ちにする。「打ってみたいです。直接対戦できるという意味で打者です」と目を輝かせた。 今季飛躍的に成績を伸ばしたが「(満足度は)50%ぐらい。目標も達成してない」という。来季自身に課したノルマは15勝と今季の10本塁打以上。初の開幕投手と年間を通したフル回転を、と意気込む。「チームが優勝できるように。(投打)どちらも戦力になるように」。V奪回こそが最大の使命だ。 (水足丈夫) (金額は推定) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|