秘密保護法:福岡でも施行反対のデモ行進

毎日新聞 2014年12月06日 19時22分(最終更新 12月06日 19時32分)

特定秘密保護法反対を訴えデモ行進する参加者=福岡市中央区天神で2014年12月6日午後4時8分、須賀川理撮影
特定秘密保護法反対を訴えデモ行進する参加者=福岡市中央区天神で2014年12月6日午後4時8分、須賀川理撮影

 福岡市でも6日、同市中央区の商業地区一帯で市民団体が特定秘密保護法施行に反対し、集会とデモ行進をした。参加者は「秘密保護法は絶対いらない」などと道行く人に訴えた。

 デモ行進したのは、福岡県内の弁護士や僧侶、教諭らで作る「『特定秘密保護法』を廃止する会・福岡」の約40人。政府が法案の国会提出を検討し始めた2013年9月に結成し、法案が可決した昨年12月には街頭活動を1週間続けた。

 参加者は集会で「何を秘密にするのか信用できない」などと呼び掛け、中央区の警固公園を発着点に約1時間、街頭をデモ行進した。脇義重共同代表(69)は「集団的自衛権との絡みが一番心配。米国の要請で戦闘行為に参加しても、その事実さえ明かされない恐れもある」と話していた。【尾垣和幸】

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