ソニーの内部調査、北朝鮮のハッカー攻撃関与を特定-関係者
12月3日(ブルームバーグ):ソニー・ピクチャーズエンタテインメント は、多大な被害をもたらした同社へのサイバー攻撃に北朝鮮が関与したとの内部調査結果を公表するかどうか検討している。協議に詳しい関係者の話で分かった。
ソニーの調査は、ホリデーシーズン向けの主要映画を盗み、破壊的なコンピューターウイルスを放ったハッカーを、韓国の銀行や放送局に昨年同様の攻撃を仕掛けたダークソウルと呼ばれるグループと関連付けている。調査に詳しい別の関係者が明らかにした。
最初の関係者によると、ソニーの弁護士は同社幹部や今回の攻撃を調査するため契約したサイバーセキュリティー会社ファイアアイの関係者とともに北朝鮮の関与について発表するかどうかを協議中だが、また決定は下されていない。
テクノロジー関連のウェブサイト「リ/コード」はソニーが攻撃の主体について発表すると先に報じていた。
ソニーの広報担当者は「今回の極めて巧妙な攻撃に関する調査は継続中だ。リ/コードの記事は正確ではない」と説明した。北朝鮮の国連代表部はコメントを求める電子メールに返信してきていない。
原題:Sony Probe Said to Have Identified North Korea as Hack Culprit(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Michael Riley michaelriley@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Sara Forden sforden@bloomberg.net Anthony Palazzo
更新日時: 2014/12/04 07:11 JSTニュース一覧
注目のセクション