ソニー・ピクチャーズ攻撃のマルウエアに北朝鮮の特徴-関係者
12月2日(ブルームバーグ):ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントに対する悪意のあるソフトウエア(マルウエア)を使ったサイバー攻撃に北朝鮮が関与した可能性があると、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
システムの機能停止やデータ破壊を狙うこれらのマルウエアの一部には朝鮮語のコードが含まれていた。2013年3月に韓国の銀行や放送局のコンピューターネットワークを破壊したサイバー攻撃と類似した要素も一部に見られたという。関係者は公の発言が認められていないとして、匿名を条件に語った。
米連邦捜査局(FBI)は1日、マルウエアについて米企業に注意を喚起した。FBIは朝鮮語の使用については言及したが、11月25日のソニー・ピクチャーズへの攻撃とは直接的に関連付けてはいない。関係者の1人は、注意喚起がソニーのケースでのマルウエアを指すものであることを認めた。
原題:N. Korea’s Fingerprints Said Found in Malware Crippling Sony (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Michael Riley michaelriley@bloomberg.net;ワシントン Chris Strohm cstrohm1@bloomberg.net;ロサンゼルス Anousha Sakoui asakoui@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Sara Forden sforden@bloomberg.net; Jon Morgan jmorgan97@bloomberg.net Michael Shepard, Rob Golum
更新日時: 2014/12/03 09:25 JST