女子生徒を教室に連れ込み胸などを触ったとして、福井署は４日、監禁、準強制わいせつの疑いで、福井市二の宮、元福井予備校理事長、松田正人容疑者（４９）を逮捕した。松田容疑者は整体治療だったとして容疑を否認している。

　逮捕容疑は平成２５年１２月ごろ、同予備校（同市宝永）の一室に整体治療の名目で１０代の女子生徒を呼び込み、わいせつな行為を行ったとしている。

　同署は今年１月、女子生徒の保護者から相談を受け、捜査を進めていた。同署によると、松田容疑者は、柔道整復師の資格を持っているが、女子生徒は治療を頼んでいなかった。３日に理事長を辞職したという。

　福井予備校は県内唯一の知事の認可を受けた公認校をうたっている。県大学・私学振興課によると、認可は平成１５年１２月。