学生時代だからもう十年も前の話になるが、3人でマンションを借りて住んでいたことがある。全員女で同じ学年だけど学部はばらばらで、一人だけ1歳上だった。
学校が郊外にあったからマンションも比較的安く借りることができ、一人頭3万ぐらいを振り込んでおけば家賃・光熱費などがすべてまかなえて、かなりお得だったのを覚えている。マンション自体は3LDKで凄く広かったし、分譲マンションでキッチンも大きくてきれい(アイランドキッチンでした。すごいよかった)、勿論風呂トイレ別。一人で部屋を借りることを考えたらすごいグレードの差。
暮らして行くためのルールは色々決めた気がするけど、時間が経つうちに形骸化していった。すごくうまくいったルームシェアだったから形骸化していったのかもしれない。ルールがなくてもそれなりに暮らせたと。
たまたまかもしれないけど、全員結構外出していることが多くて、同じ家に住んでいるのに最近あんまり会ってないなとかいうことが結構多かったのも一因かもしれない。べったり一緒にいたら見えてたアラもあったかもしれないけどって。それぞれシェアメイト以外と過ごす時間も多かった。彼氏を連れ込むことでちょっともめたことがあったかな、でも笑って話せる程度。
洗濯は各自だったし(洗濯籠が3つあって洗面所がすごく圧迫されていた。そういえば)料理は一人だけ不得意な子がいて、2人で回してた。料理しない子は料理できないからって言って率先して掃除をしてくれたから、料理担当には不満がなかったし。役割分担って大事だし、いつも自分が一番動こうと皆が思ってれば本当になんの障害もないもんだなと思う。あと全員それなりにずぼらだったからそれもよかったのかもwなんか、洗面所の鏡が汚れてるけど、誰も掃除しないし文句も言わない。。。みたいな。一人でも神経質だとやっていけないんじゃないかな。人選って大事だ。私の場合は普通に仲のいいメンバーが全員部屋の更新どうしようってなって、そこから盛り上がってルームシェアに至ったんだけど。
お互いがお互いにあんまり干渉しなくて結構知らないことも多かったけど(それこそ個室にはほとんど立ち入らなかった。たまに用事で入ると模様替えしててびっくりしたりしたな)すごく楽しかった。夜中に思いついて遊びに出たり、それぞれの友達を招いて部屋ぎゅうぎゅうで飲み会したり。悩みを話し合ったりはあんまりしなかったな、楽しいことばっかり話してた。一緒にライブ行ったりとかして。
あのルームシェアのおかげで大学生活はすごく楽しかったし、今でもルームシェアにはいいイメージしかない。
今度同棲始めるから思い出して書いてみた。同棲は2人だし男女だしでかなり色々違うとは思うけど、また楽しく暮らしていけますように。