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堀込泰三堀込泰三  - ,,,  09:00 PM

その会社、あなたに向いてる?面接時に会社の文化を見透かす6つの質問

その会社、あなたに向いてる?面接時に会社の文化を見透かす6つの質問

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勤務時間終了後にコツコツ作ったカバーレターと履歴書。あなたはいよいよ、夢にまで見た会社との秘密の面接にこぎつけたのです。面接は、先方にあなたを選んでもらうと同時に、その会社の文化が自分に合っているかどうかを判断するための場。うまく質問して、会社の文化を事前に知っておきましょう。

先方に好印象を与えることばかりを気にして、自分を売り込む準備はするものの、自分のための質問は忘れてしまいがち。つまり、その会社が本当にあなたにとって夢の会社なのかを確認せずに、入社を決めてしまう人が多すぎるのです。

「まるで美人コンテストのように面接に臨む人が多すぎます。ただそこに座って、判定を待つだけ」と、「EvilHRLady.org」のブロガーであり、人事のベテランでもあるスザンヌ・ルーカスさんは言います。もちろん、仕事をもらえればそれでハッピーであると考えている人にとっては、それでいいのでしょう。でも、その会社の文化を知れば、ハッピーになると同時に、目標に向かって前進することができるのです。

会社の文化を知るといっても、スナックが無料で食べ放題とか、金曜日はペットを連れて行っていいとか、そういう話をしているのではありません。それもいいのですが、もっと大事なのは、経営陣が全社員の意見を尊重してくれる会社なのか、社員同士のコミュニケーションをどのように促進しているのかなどの文化です。

そこで、会社の文化を包み隠さず答えてもらえるような、巧みな質問術を身につけておくと有利です。以下に、6つの例を示しますので参考にしてください。


御社において、そこそこの社員と優秀な社員の違いは何ですか?


ルーカスさんが強くオススメするのがこの質問です。なぜなら、会社のコアバリュー(イノベーションやクリエイティビティなど)があなたのそれと一致しているかどうかを、こっそり知ることができるから。

「どんな仕事でも、やり方は100通り以上あります。でも、多くの場合において、何が重要なのかを決定づけるのは、会社の文化(もしくは部署の文化)なのです」とルーカスさん。

ほかにも、同僚とうまく仕事をするための方法、コミュニケーションを促進する方法、力量あるリーダーになる方法などを聞いてみるといいでしょう。

気をつけた方がいいのは、面接官が達成不可能な特徴に言及したとき。たとえば、たくさんの表彰を受けているとか、CEOと仲良しであるとか。成果主義の期待値を超える能力を言及されたときも、注意が必要です。


新入社員の受け入れ体制はどのようになっていますか? また、新人のミスにはどのように対処していますか?


新入社員に対するサポート体制を聞くことで、その会社が社員の成長や学習をどのように支援しているかを知ることができます。

面接官が質問の後半に答えようとしない場合、「ミスを犯した社員への対処法は?」といった内容の質問をしてみましょう。

「面接官が、どんなに優秀な社員でも新人のうちはミスをするものであり、あらゆるレベルの従業員に対して学習方法を指導する体制が整っていると答えたなら、その会社には社員を支える文化があり、プロフェッショナルとしての成長が見込めると思っていいでしょう」と、トロントのビジネスコンサルタント兼コーチのニッキ・モリスさんは言います。

気をつけた方がいいのは、「あなたはミスをするつもりなのですか?」や「できればミスはない方がいいですね」と言うような面接官。

「そのような会社は、学習やリスクを取ることに関して、社員を支えてくれない可能性があります」とモリスさんは警告します。


チーム開発にはどのように取り組んでいますか?


あるギャラップ調査によると、職場での友情が親密だと従業員満足度が50%向上することがわかりました。さらに、職場に親友がいると、仕事に没頭する確率が7倍になることも。ですから、面接時には、そのような人間関係をどうやって促進しているかを聞きましょう。

「社員の成長やチームワークを促すために、個性的で面白い取り組みを実施している会社なら、面接官も喜んで話してくれるでしょう」と、キャリアサイト「FlexJobs.com」で人事担当ディレクターを務めるキャロル・コクランさんは言います。

面接官の答えとしては、社外でのブレインストーミングミーティング、社員のスキル開発を目的としたクラブ、それにソフトボールチームなどが考えられます。「この質問への回答を避けるようなら、その会社の文化はその程度ということでしょう」とコクランさん。


この会社の好きなところと嫌いなところを教えてください。


自分が受け持つことになるタスクに関する通常の質問をするだけでなく、面接官への個人的な質問をするのもオススメです。

「LegalAdvice.com」のCEO兼採用パートナーを務めるマシュー・ライシャー氏は、「面接官の答えをよく聴き、会社を熱弁するような回答をしているかどうかを判断することです」と言います。

例えば、面接官が会社のタウンホールミーティングを運営するのが好きだと答えたとします。そのミーティングは、全社員がビジネスの状況についての最新情報を聞ける場とのこと。その場合、その会社ではオープンなコミュニケーションが重んじられていると考えてよさそうです。

一方で、答えが不明確だったらどうでしょう。例えば、面接官がただ「満足しています」とか「大変です」と答えたなら? そんなときは、「御社での仕事において、いちばん大変なことは何ですか?」と続けるのが正解です。

会社の悪い部分にも、「良質なもの」と驚くべきものがあります。例えば、仕事量が多くて大変なら、それはその会社が成功していることを意味するので、ポジティブな大変さです。一方、経営陣のある側面が課題であるという回答なら、それは憂慮すべき状況です。


御社の社員がここでの仕事を好きな理由を3つ教えてください。


将来同僚になるかもしれない社員らが仕事についてどう感じているかを知ることで、自分がそこに仲間入りしたときの満足度を想像できます。

もちろん、毎年3週間のバケーションが得られるのも素晴らしいことですが、もっと大事なのは、社員がその会社で働くことに対して持っているプライドや感謝の気持ち。

具体的な答えが得られないのであれば、ひとまず今はあきらめましょう。その場合、採用が決まってから、新しい同僚になる人たちに会わせてもらうのがいいかもしれません。

「採用担当マネジャーは決して、『あなたを支えるつもりはない。小さなミスをしたら怒るからな。あなたのハードワークによる功績はすべて私のものだ』などとは言いません。ですから、将来一緒に働くことになる仲間とのランチを企画するといいでしょう。最初はポジティブなことしか言わないかもしれませんが、だんだんと、真実を語ってくれるはず」とルーカスさん。


このポジションだと、御社のミッション、目標、成功にどのように貢献できますか?


しっかり事前リサーチをして、その会社のミッションや今後の目標を調べてきたなら、成長予測に感銘を受けたことを伝えたうえで、自分がその目標達成にどう貢献できるかを尋ねましょう。

「面接官があなたの役割をどう考えているか、つまり、あなたはキープレイヤーとして期待されているのか否かがすぐにわかります」と、フロリダのキャリアコーチであり、採用マネジャーとして10年以上の経験を持つジェニー・カペラさんは言います。

会社の成功にとってあなたのポジションが重要であることが明確にわかるような、具体的なタスクや義務を含む回答が得られたら、脈があると考えていいでしょう。例えば、新しい表計算シートの作成を期待されているなら、それが一見重要でなさそうなものでも、新規ビジネス立ち上げ後に全営業員がそれを使うことになるのかもしれません。


Want to Know the Real Deal With a Company's Culture? 6 Interview Questions You Should Ask | LearnVest

Meghan Rabbitt(原文/訳:堀込泰三)
Photo by Pressmaster (Shutterstock).

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