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【政権の是非を問う】=教育再生= 自虐史観、是正できるか 政権の最重要課題に首相の大きな決意

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【政権の是非を問う】
=教育再生= 自虐史観、是正できるか 政権の最重要課題に首相の大きな決意

大学入試にメス 「鉄の女」に自らを重ね

 平成24年12月の前回衆院選で政権に返り咲いた安倍晋三首相が設置した教育再生実行会議は、第1次政権の教育再生会議の増強版だ。すでに5次にわたる提言で、教育委員会改革など戦後教育制度を根本から見直す方針を次々に打ち出してきた。

 大学入試改革もその一つ。25年10月に出した第4次提言には一発勝負型から複数回受験型への変更が盛り込まれた。さらに教科中心の「知識量重視型」から教科を超えた「問題解決能力重視型」に出題形式や内容を改革するよう求めた。

 ところが、高校や大学の反発は大きかった。

 確かに大学入試で、集団討論やプレゼンテーションで合否の公平性を保つのは難しい。受験生の個別面接も容易ではない。

 このあおりを受けたのが中教審特別部会だった。部会では民主党政権下の24年8月から大学入試改革を検討していたが、教育再生実行会議の提言を受けて審議は紛糾した。

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