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 今年4月に岩手県のJR釜石線で運行を開始した「SL銀河」が6日、一夜限りの夜間運行を行った。ライトアップされた「めがね橋」(宮守川橋梁(きょうりょう))をSLの車両が通過すると、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」を連想させるような風景が広がり、集まった数百人の鉄道ファンが一斉にシャッターを切った。

 今年度の運行は11月30日で終了しているが、沿線の住民や自治体へ感謝の気持ちを込め、JR東日本が企画した。(福留庸友)