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「キムジャン」で日韓交流
12月6日 16時50分

「キムジャン」で日韓交流
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韓国の冬の到来を前にした風物詩であるキムチの漬け込み「キムジャン」を通じて、日本と韓国の交流を深めようというイベントが都内で開かれました。

「キムジャン」は、野菜が少ない冬場に備え、親戚や近所の人たちなどが集まり一緒に大量のキムチを漬け込む韓国の伝統文化で、去年、ユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に、和食の食文化と共に登録されました。
東京の韓国大使館で、6日、「キムジャン」を通じて、日本と韓国の交流を深めようというイベントが開かれました。
初めに、ユ・フンス(柳興洙)駐日大使があいさつし「キムジャンは韓国人にとって寒くて長い冬を乗り越えるという意味を持っています。今の日韓関係は、季節で例えるならば冬ですが、キムジャンを通じて、両国の友情の暖かいぬくもりで冬を乗り越え、来年の国交正常化50年が両国の新しい発展の契機となることを期待しています」と述べました。
会場には、韓国から取り寄せた白菜と埼玉県の白菜合わせて600キロ以上が用意され、参加した人たちが、白菜の葉の間にとうがらしや塩漬けのかきなどで作ったたれを塗って、キムチを漬け込みました。
6日作られたキムチは、宮城県の被災地の仮設住宅などに届けられるということです。

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