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防護服載せた自衛隊機が出発12月6日 13時07分
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西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大を防ぐため、政府が現地に送る防護服、2万着を載せた自衛隊機が、愛知県の小牧基地から西アフリカのガーナに向けて出発しました。
愛知県の航空自衛隊小牧基地では、KC767空中給油・輸送機に、日本政府が用意した2万着の防護服が積み込まれました。
西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国では、今もエボラ出血熱の感染が広がっており、防護服は、国連の機関を通じて現地で活動する医師などに提供されます。
出発を前に部隊を指揮する野中盛空将補は「国際社会の一員としてエボラ出血熱対策に貢献するため任務をやり遂げたい」と述べました。
自衛隊機は、およそ150人の隊員が見送るなか、午前9時半ごろ、小牧基地を離陸しました。
自衛隊機は、8日午前、西アフリカのガーナに到着する予定で、ガーナから、感染が広がる各国への輸送は、国連の機関が担うことになっています。
政府は最終的におよそ70万着を提供する方針で、6日の2万着以外は、今のところ、民間機で、順次、現地に運ぶ計画です。