原爆ドーム:3年に1度の破損状況など調査

毎日新聞 2014年12月05日 19時34分

 広島市は5日、世界遺産・原爆ドーム(同市中区)の破損状況などを測定する「健全度調査」のため、足場を組む作業や下見を始めた。現地調査は来年1月上旬から始まり、3月末までの予定。

 調査は原則3年に1度行われている。高さ約25メートルのドーム頂上部分まで足場を組み上げ、壁面のひび割れやモルタルの浮き、地盤沈下などを測定する。調査結果により、必要に応じて補修する。【大西岳彦】

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