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投票用紙交付ミス 比例の1票無効に 

衆院選の期日前投票で、福島市選管委は4日、市内の吾妻支所の投票所で小選挙区と比例代表の投票用紙交付ミスがあったと発表した。

50代の男性が投票した比例代表の1票は無効となる。

本来、小選挙区用の投票用紙を交付する際、職員が誤って比例代表の用紙を手渡した。

男性はこの用紙に小選挙区の候補者名を書いて投票。

その後、比例代表の投票時に職員が気付いたという。

この男性が同日最初の投票者で他に交付ミスはなかった。

男性はあらためて小選挙区の投票を済ませた。

公職選挙法の規定で、比例代表の投票のやり直しはできなかった。

市選管委によると、職員が小選挙区と比例代表の投票用紙の配置場所を間違えたことが原因。

投票開始の午前8時半の3分前に、投票用紙の配置場所などに誤りがないか確認することになっているが、この作業を怠ったという。

同市では知事選の期日前投票で職員のミスにより、公職選挙法の年齢に関する規定で本来なら不在者投票すべき未成年者(当時)が期日前投票したほか、投票日当日に二重投票させる2件のミスが起きたばかり。

市選管委の本田和主事務局長は「指導が甘かった。

再発防止に努めたい」と謝罪した。

2014年12月05日 12時22分 配信

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