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廃熱利用のトマト栽培施設完成
12月06日 10時06分

廃熱利用のトマト栽培施設完成
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工場の廃熱などを利用してミニトマトを栽培する施設が三重県松阪市に建設され、5日、完成を祝う式典が行われました。
施設は大手商社や地元企業が設立した運営会社が、約7億円をかけて三重県松阪市に建設しました。
5日は関係者、約150人が出席し式典を行い完成を祝いました。
施設は1ヘクタールのハウスが、2棟あり、ミニトマトを水耕栽培し、近くにある製油工場の廃熱や木材を燃やす施設の熱を利用し、冷暖房に生かします。
重油を使う場合に比べて燃料コストは5分の1程度に抑えたということです。
また、三重大学などからアドバイスを受けて、生産性の向上を図り、通常、同じ広さの土地から得られる収穫量の3倍にあたる500トンを見込めるということです。
運営会社「うれし野アグリ」の辻保彦社長は「農業はまだまだ可能性があり、地域の活性化にも貢献していきたい」と話しています。