【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に関し、沖縄防衛局が県に提出している埋め立て工法変更申請を仲井真弘多知事が承認しないよう求める県庁包囲行動(同実行委主催)が4日正午、県庁周辺で行われた。
翁長雄志次期知事の与党となる県議会5派や沖縄平和運動センターなどが呼び掛け、大勢が参加して県庁を人間の鎖で包囲した。青い紙に書いたメッセージを県庁に向けて掲げ、工法変更申請判断を翁長雄志次期知事に委ねるよう求め、辺野古新基地建設反対を強く訴えた。
県庁包囲は10月に次いで2回目。12月9日までの任期となる仲井真県政に対する最後の大規模抗議行動となる見込み。包囲行動には名護市や宜野湾市など県内各地から参加者が訪れた。
沖縄防衛局は9月3日、辺野古埋め立て計画に関し、キャンプ・シュワブ内辺野古崎への仮設道路追加整備や、土砂運搬方法変更など4件の工法変更申請を県土木建築部に提出した。県と複数回の質疑を重ねる中で変更申請のうち、シュワブ内から埋め立て予定地を流れる美謝(みじゃ)川切り替えについては、暗渠(あんきょ=地下水路)部分が当初計画の4倍の長さ、1022メートルになるため、県環境部から「生物への影響が大きい」と指摘を受けていた。防衛局は11月27日に美謝川切り替え変更を取り下げた。
11月28日、美謝川以外の残り3件について第3次となる質問25件を送付した県土木建築部に対し、防衛局は3日後の12月1日、異例の早さで回答した。これを受け土建部は2日、第4次質問2件を防衛局に送付した。仲井真知事が翁長次期県政に判断を委ねるかどうかが注視される。
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