2014.12.5 05:02

京都連続不審死 死亡男性2人の青酸濃度が同一

 京都府向日市で筧勇夫さん(死亡当時75歳)の遺体から青酸化合物が検出された事件で、殺人の疑いで逮捕された妻の千佐子容疑者(68)と交際し、2012年3月に死亡した大阪府貝塚市の男性(当時71歳)から検出された青酸化合物の血中濃度の数値が筧さんとほぼ同じだったことが4日、分かった。濃度はいずれも致死量の約2~3倍だったという。

 千佐子容疑者は京都府警向日町署捜査本部の取り調べに、筧さん殺害を一貫して否認している。

(紙面から)