一方の韓国はどうか。
著書『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーとなっているジャーナリストの室谷克実氏は「韓国政府は内政干渉的なことは言わない。ただ、与党幹部やメディアは『安倍政権は交代せよ』といったニュアンスの発言や報道をしている。安倍政権が続けば、領土や歴史問題で自国の主張が通らないからだろう。柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使も先月、民主党の海江田万里代表と面会して『民主党政権時代は良かった』と語っていた。民団が、外国人参政権に前向きだった民主党を支援していたことは明らかだ。与党優勢という情勢に、逆ギレ寸前ではないか」と語る。
有権者はさまざまな情報をもとに、1票を投じるべきだろう。