広島県教育委員会は10日、担任をしていた3年生の女子生徒にセクハラを繰り返したとして、県立高校の男性教諭(38)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。教諭は同じ高校の別の女子生徒にセクハラしたとして、昨年7月にも戒告の懲戒処分を受けていた。
県教委によると、教諭は今年4月から9月にかけ、進路相談の際、女子生徒に「あの場所は近くにラブホテルがある。興味ない?」「いつも君のことを見ているよ」と発言するなどした。
生徒が9月、別の教諭に相談した。男性教諭は「言動を正さないといけない」と話し、生徒の担任を外れているという。(共同)