勤務先の県立高校に通う女子生徒2人に自宅でわいせつな行為をしたとして、兵庫県教育委員会は11日、20代の男性臨時講師を懲戒免職処分とした。
県教委によると、講師は今年4月に新規採用された。短文投稿サイトのツイッターで知り合った生徒から7月下旬に相談を受けた際、自宅に誘い込んでキスをしたり胸や下半身を触ったりした。8月中旬にも、別の生徒にわいせつ行為をした。
生徒の1人が10月に養護教諭に相談し発覚。講師は「恋愛感情はなかった。どうしてやってしまったのかと後悔している」と話しているという。講師と生徒らに校内での接点はなかった。
県教委は、教諭が会員制交流サイト(SNS)などで特定の生徒と私的に連絡を取ることを禁止する通知を出す方針。(共同)