千葉県旭市の市立中卓球部で、3年の男子部員が練習中、後輩の男子部員計5人に暴行を加えたり、下半身裸で縄跳びをさせたりしていたことが7日、市教育委員会への取材で分かった。
市教委は「悪質ないじめ行為だ。被害を受けた生徒たちの心をケアしていきたい」としている。
市教委によると、3年の部員は5月下旬から7月上旬の間、あいさつができないなどとして5人の1年生部員の肩を殴ったほか、このうち1人の部員に対しては6月上旬、下着を脱ぐよう強要。下半身を露出させた状態で縄跳びによるトレーニングをさせた。
7月に暴行を受けた部員の保護者から学校に相談があり発覚。3年生部員や学校が、後輩に謝罪した。(共同)