本日の経済ニュース
タカタ製エアバッグ問題、自動車メーカー「日本たたき」に危機感 “予防”リコール続々 タカタ製エアバッグの欠陥問題で、自動車メーカーが自主的にリコール(回収・無償修理)の地域拡大や、予防的なリコールに踏み切る動きが目立ち始めた。タカタの対応が後手に回り、このままでは“日本車たたき”に発展しかねないとの危機感が背景にある。原因究明に向けたメーカーの合同調査には国内大手の大半が参加する見通しで、業界一丸で信頼回復に動く。(田村龍彦)
【円急落】冷凍食品、即席麺やまぬ値上げ 外食産業も秒読み 急激な円安進行で、冷凍食品や即席麺など食品の値上げ表明が相次いでいる。5日にはコクヨが文具1122品目の平均9.5%引き上げを発表するなど、価格改定は生活関連商品全般に広がりつつある。輸入食材の多い外食産業も値上げ実施を余儀なくされつつあり、価格改定は“秒読み”とされる。円安による輸入品の値上がりは、消費者や輸入企業を直撃しそうだ。
炭素繊維部品の国内生産2倍に 東レ子会社が事業拡大 東レ子会社で炭素繊維の加工を手掛ける東レ・カーボンマジックは5日、大幅増床した滋賀県米原市の本社工場を報道陣に公開した。炭素繊維部品の国内生産能力を2倍に引き上げる。
三菱電機が「銅」の合金子会社を清算 採算悪化で撤退 三菱電機は5日、子会社の三菱電機メテックス(相模原市)を、2015年9月をめどに清算すると発表した。電子部品に使う銅合金製造を主力事業としているが、採算が悪化しており撤退する。約200人の従業員が携わっており、グループ内の再就職先を紹介することで対応する方針だ。
ノーリツ、太陽光設備事業から撤退 円安で部品高 ノーリツは5日、家庭向けの太陽光発電設備の生産、販売事業から、2015年末をめどに撤退すると発表した。円安の急進で部品価格が上昇していることに加え、市場競争の激化で製品の販売価格が下落し、収益が低迷しているため。産業向けの事業は継続する。
株式 ブログランキングへ