警察署の玄関で束にしたロケット花火や爆竹に火を付け建物の柱などを焦がしたとして、奈良署は30日、建造物損壊の疑いで奈良市の無職の少年(19)を逮捕した。同署によると「やったことに間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は5月15日午前4時35分ごろ、奈良市の奈良署1階玄関の外側で、テープで巻いて束にしたロケット花火約40本や爆竹にライターで着火し、柱などを黒く焦がした疑い。けが人はいなかった。署員が大きな破裂音で外に出たが、犯人は既に逃げていた。署内に設置したビデオなどから割り出した。
(紙面から)