中国でブタ凶暴化！？二歳児かみ殺す…体内から男児の頭蓋骨など

　家畜のブタが男児を食い殺すという、なんともショッキングな事件が起こった。中国メディアによると男児は今月９日、自宅から７０～８０メートル離れた場所で遊んでいたところ、近所で飼っていた母ブタに襲われたという。

　法医学の専門家が検視したところ、ブタの体内から被害男児の毛髪と頭蓋骨の一部を発見。男児はブタにかみ殺されたと判断されたという。

　事件が起きた徐州市の牧畜獣医部スタッフは、新華ニュースに「飼育されている母ブタが人をかみ殺すことは極めて珍しい」としながらも、「子ブタを産む前や妊娠期、発情期など生理的な原因から、急に大きな音が発生したり、急に安全範囲内に飛び込まれたりすると、人を攻撃することがある」と指摘した。

　ブタが人を襲った事件は過去にもあり、２０１２年９月には米オレゴン州の養豚場で、餌をやりに行った男性（７０）が豚舎の中で襲われた。入れ歯や遺体の一部を残し、ほとんどがブタに食べられていた。１１年にも南アフリカの農場で、新生児がブタに食われる事件も発生している。

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