知的障害のある少女にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつとわいせつ目的略取の疑いで福岡県内に住む無職友納義晴被告(66)が逮捕、起訴されていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。「知的障害者は抵抗しないと思い、施設周辺で探した」という趣旨の供述をしているという。
関係者によると、友納被告は10月上旬ごろ、知的障害者が利用する福岡県内の施設周辺で、少女を無理やり車に乗せて体を触るなどしたとして福岡県警に逮捕された。福岡地検が今月12日、起訴した。
少女が保護者を通じて被害届を出し、少女の証言や手口から友納被告の関与が浮かんだ。
友納被告は、知的障害のある少女にわいせつな行為をしたとして2008年にも準強姦などの疑いで逮捕され、実刑判決を受けて今年6月に出所していた。(共同)