女子中学生2人にみだらな行為をしたなどとして、千葉県青少年健全育成条例違反と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪に問われた県警浦安署地域課の元巡査部長龍崎光幸被告(42)に、千葉地裁は1日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
判決理由で岡田龍太郎裁判官は「警察官として市民の生活を保護すべき立場だったのに犯行を繰り返し、強い非難に値する」と指摘。一方、「警察官としての立場や知識を悪用したわけではなく、社会的制裁を受けた」と執行猶予を付けた理由を述べた。
判決によると、6月、県内の路上や駐車場に止めた車内で、18歳未満と知りながら女子中学生2人に対し、それぞれみだらな行為をして携帯電話で動画撮影した。
県警は9月に龍崎被告を懲戒免職処分とした。(共同)