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韓国メディアが日韓文化交流の歴史を紹介・・「交流?伝授というべき」「日本は今の世代には...」―韓国ネット

FOCUS-ASIA.COM 12月5日(金)20時29分配信

静岡県に残る「朝鮮通信使」の足跡をめぐった韓国メディアの報道が、注目を集めている。

韓国・聯合ニュースは5日、「韓国の民間団体と日本の地方自治体の間で、朝鮮通信使遺跡をユネスコの世界文化遺産に共同登録する案が進められている」として、静岡県静岡市の清見寺や宝泰寺などを紹介した。

朝鮮通信使は、李氏朝鮮から日本に派遣された外交使節団で、江戸時代には12回派遣されている。毎回400〜500人で構成され、漢城(ソウル)から釜山、下関、大阪、京都、名古屋を経て江戸(東京)まで、計4300キロを往復したという。

記事は、当時の朝鮮通信使をもてなした食事を再現したメニューや、朝鮮通信使一行が書いた扁額や詩、水墨画、寺院関係者と交わした筆談記録などを紹介。清見寺の入り口に掲げられた扁額の「東海名区」という文字は、1711年の通信使の通訳が書いたものだという。

再現メニューを紹介した部分では、「壬申倭乱(文禄・慶長の役)の傷がまだ癒えていなかった時代、日本の山海の珍味を前にした外交使節の心はどうだったのか。解放後の韓国の外交官の心情も同じように複雑ではないだろうか」と綴る一方、通信使が残した様々な文物については「両国の人々が心の扉を開いた跡がたくさんあり、それを丁寧に保存する寺院の誠意を感じた」と記している。さらに、宝泰寺にある「通信使平和常夜灯」については「文禄の役で壊れた両国関係を修復するのに寄与した朝鮮通信使の歴史を、世界平和を祈願する心につなげる」ために2007年12月に設置されたという日本側の説明を紹介した。

この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられた。主な意見を紹介しよう。

「まずは壬辰倭乱(文禄の役)のときに盗んでいった我が国の宝を返還願おう」

「倭人に新たな文物を伝えた者、韓国や中国、オランダ、米国…後にどんな代償を払わされたか?恩を仇で返すのは当然−これが日本人の本性」

「日本は今の世代に直接危害を加えたことはないけど、なんか嫌い」

「壬辰倭乱(文禄の役)の後、徳川家康が天下を取って朝鮮に謝罪文を送ったらしい!それから再び交流を始めたという」

「日本文化は殆ど誰かに倣ったものか、百済文化しかないみたい」

「野蛮な日本の原住民を開化させるべく百済人が渡って日本列島を掌握。中国の漢字も百済を介して導入。着物、桜、神話、礼節、遺伝子などなど、ほぼすべてを譲り受けた」

「交流=互いに与えあうこと。韓国から日本に渡った文化はあるが、日本から韓国に渡った文化は、それ以前にはなかった」

「文化交流?文化伝授と言うべき」

「リンクを辿って、猿たちが大勢ここに渡来してきてるなwww」

「現代日本人は百済の末裔。DNA検査すれば、一層ハッキリするだろ〜!!!」

「その昔は朝鮮の優れた文化を通信使が伝授していたが、現在はネットを通じて日本の優れた文化を伝授されている。皮肉だな」

「昔は関係良好だった。最近は安倍の野郎がネックだが」

(編集 兼田)

最終更新:12月5日(金)20時29分

FOCUS-ASIA.COM

 

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