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プロ野球選手会が再就職支援システム
12月4日 20時05分

プロ野球の選手会は、民間の転職情報サイトと提携して、現役を引退した選手を対象にした再就職支援のインターネットシステムを新たに立ち上げました。

これは4日、大阪市内で開かれたプロ野球の選手会総会で報告されました。
再就職支援システムは現役を引退した選手がインターネットで専用のサイトにアクセスすると、スポーツに関連した求人情報を閲覧できる一方、企業側も引退した選手の経歴を確認でき、引退選手と採用を希望する企業の橋渡しの場となります。
また、システムに登録した選手に対し、人材紹介会社が選手のカウンセリングやパソコンの研修を行って再就職の活動を支援します。
システムは、すでに先月から試験的にスタートしていて、今シーズンで現役を引退した10人余りが利用し、およそ100社から求人が寄せられているということです。
プロ野球選手会の東出輝裕理事長は、「現役中から不安なくプレーできるように、これからよい制度にしていきたい」と話しています。
4日の選手会総会では、このほか、野球の日本代表の事業会社が先月、設立されたことを受け、その事業収益を12球団だけでなく、選手会にも分配するよう求める方針を決めました。

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