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人づくりへ情報化に力 長野・川上村の藤原村長講演 浜松

@S[アットエス] by 静岡新聞 12月1日(月)7時49分配信

 第15回常葉学園文化講演会(常葉学園、常葉大浜松キャンパス主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が30日、浜松市中区で開かれた。長野県川上村の村長で全国町村会長の藤原忠彦氏が「『郷育』による人づくり村づくり」、同大の田中誠一副学長が「健康的な人生を送るために」の演題でそれぞれ講演した。
 かつての寒村を日本一の「レタス王国」に押し上げた藤原氏は学生や一般市民ら約600人を前に、村づくりを語った。レタス生産で平均年収2500万円、後継者不足もないという村の発展を紹介しつつ、「お金だけ追求しても殺伐とする。平成の初めから所得増政策を転換した」と指摘。人づくりのための情報化と「三コウ(交通、高齢化、交流)」に力を入れたとした。
 田中副学長は同大健康プロデュース学部開設10周年を記念し、体育・スポーツ科学の果たす役割などについて語った。

静岡新聞社

最終更新:12月1日(月)7時49分

@S[アットエス] by 静岡新聞

 

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