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【プロ野球】

ソフトが松坂獲得を発表 3年12億円、背番号「18」

2014年12月5日 紙面から

 ソフトバンクは4日、米大リーグのメッツからフリーエージェント(FA)となっていた松坂大輔投手(34)の獲得を発表した。3年総額12億円プラス出来高の大型条件に加え、松坂がプロ入り時から愛着を持つ背番号「18」を用意して正式契約を結んだ。小川一夫編成・育成部長は「人気、実力ともに兼ね備えた投手。期待を込めて迎えたい」と話した。

 松坂は2006年オフに西武からポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに移籍。レッドソックス、インディアンス、メッツと3球団を渡り歩き、メジャー通算56勝をマークした。日米通算200勝にも36勝と迫っており、9年ぶり復帰となる日本球界での達成を目指す。

 5日には福岡市内のホテルで入団会見に臨み、正式に「タカの松坂」が誕生する。

 会見には自身が大会MVPに輝いた2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で指揮を執り、ともに世界一を成し遂げた王貞治球団会長(74)も同席予定。来季、球団史上初の日本一連覇を狙うホークスにとって、人気、実力、経験すべてを兼ね備えた右腕が何を語るか、大きな注目が集まる。

(金額は推定)

 

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