ベテラン審判員が同性愛を公表　Ｗシリーズも担当

　大リーグで１９８６年から審判員を務めるデール・スコットさん（５５）が同性愛を公表した。２日の複数の米メディアによると、主要プロスポーツの男性審判員が同様の告白をするのは初めて。２８年間連れ添ったパートナーのマイケル・ラウシュさんと昨年１１月に結婚したという。

　スコット審判員は３度のワールドシリーズやオールスター戦も担当したことがある。米メディアの取材に対し「（告白は）パンドラの箱を開けてしまったかもしれない。ただ、大リーグ機構はあくまで仕事ぶりで私のことを評価してくれた。感謝している」とコメントした。