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山林で遺体遺棄の疑い 72歳男ら5人逮捕12月4日 23時20分
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ことし1月、山梨県上野原市の山林で、白骨化した男性の頭蓋骨が見つかり、警察は、男性の遺体を遺棄した疑いで東京に住む72歳の男ら5人を逮捕しました。
また、警察は保管していた頭蓋骨を紛失し、遺族に謝罪したことを明らかにしました。
警察によりますと、ことし1月、上野原市の山林で白骨化した頭蓋骨が見つかり、警察がDNA鑑定などで身元を調べたところ、東京・立川市の無職、木下睦彦さん(当時45)の遺体と分かりました。警察が木下さんの交友関係などを捜査した結果、立川市の無職、渡邊章雄容疑者(72)ら26歳から72歳の男、合わせて5人が遺体を遺棄した疑いが強まり、4日逮捕しました。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
また、警察は捜査を進めるなかで、この頭蓋骨を上野原警察署で保管していましたが、ことし6月になくなっていることに気付き、遺族に謝罪したことを明らかにしました。
頭蓋骨は霊安室の保冷庫に保管されていたということで、警察は誤って捨てた可能性もあるとしています。
山梨県警察本部捜査一課の鶴田孝一課長は「遺族に大変申し訳なく思っている。2度と起こらないよう指導を徹底したい」と話しています。