紙製のミニチュアを撮影して作られた超絶かわいいアドベンチャーゲーム『Lumino City』が配信開始

State of Play Gamesの新作『Lumino City』がSteamとGOG.comで配信開始。

●柔らかく暖かみがある美しさの中で描かれる少女の冒険

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 State of Play Gamesの新作『Lumino City』が、SteamとGOG.comで配信開始された。プラットフォームはPC/Macで、価格はSteamで1980円、GOG.comでは19ドル99セント。

 本作は同スタジオの『Lume』の続編。好奇心旺盛な少女Lumiの冒険を描いた2Dアドベンチャーゲームだ。


 ゲームとしては、古典的なポイント・アンド・クリック型アドベンチャー。画面中をクリックして拾った物を使ったり、パズルと解いて次のシーンへと進んでいくという感じ。
 しかし本作が圧倒的なのは、その類まれなアートセンスだ。前作『Lume』同様、キャラクターや建物はすべて紙と段ボールと接着剤で丁寧に作られており、それをデジタル一眼で撮影してゲーム中に使用。柔らかな光とレンズのテクニックで演出された少女の冒険を、ヨーロッパの優れたストップモーションアニメを見ているような気分で体感することができる。


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▲ゲームは画面中のさまざまな場所をクリックすることで進んでいく。クリック可能な対象がハイライトされたりはしないので、画面をよく眺めてプレイするのをオススメしたい。

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▲公式素材より、シティーの撮影風景。撮影はキャノンのデジタル一眼を使った模様。

 ちなみに続編とはいえ、前作を知らなくても特に大きな問題なくストーリーに入っていける感じ。日本語対応もなく英語でのプレイとなるが、少女が主人公ということもあってか、そこまで難しい言い回しなどはない。幅広い人に遊んでみて欲しい作品だ。


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▲建物などの細かいパーツは、レーザーカッティングされている。また、内部にライトが組み込まれることも。

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▲ミニゲームなどもすべて手作りのアートがベース。