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官房副長官「1票格差の違憲状態 解消」
12月3日 12時46分

官房副長官「1票格差の違憲状態 解消」
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世耕官房副長官は3日の記者会見で、1日現在の有権者数に基づく衆議院の小選挙区の1票の格差が最大で2.14倍となったことについて、違憲状態とされた1票の格差は「0増5減」の区割り改定によって解消されたという認識を示しました。

総務省がまとめた、1日現在の有権者数は1億425万人で、衆議院の小選挙区の1票の格差は最大で2.14倍となり、小選挙区を5つ減らして格差を是正する「0増5減」が行われた結果、前回2年前の選挙の時よりも0.29ポイント縮小しました。
これについて世耕官房副長官は記者会見で、「定数の問題は、平成22年の国勢調査を用いて、選挙区の最大格差を2倍未満にするということが定められた。これに基づいて昨年、区割りの見直しが行われ、国勢調査人口に基づく最大格差は1.998倍になっている」と述べました。
そのうえで世耕官房副長官は、「去年の最高裁判決においても、『0増5減』による区割り改定は一定の評価がされた。違憲状態とされた1票の格差については、今回の『0増5減』の区割り改定によって解消されたと考えている」と述べました。

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