昔に比べ、近年のバンドグループの技術は飛躍的に伸びています。音源を聞いて「このレベルで高校生なのか」と驚くことも多くなりました。すぐにでも事務所から声がかかってもおかしくないレベルまで達しているグループもちらほら見受けられるように思えます。
しかしながら、そんなバンドの多くは学校の中、地域の中、そういった小さな輪の中で満足してしまい、外での活動まではしていなかったり、 外での活動がうまくいっていないケースが多いのです。
これではとても、もったいない。いえ、もったいないどころか、こちらが悔しいと思えてしまうくらいです。
残念なことに、現在の音楽業界には、昔に見られた活発さがありません。インターネットによる受け手の趣向の分散、一般人でもカンタンに音楽をできてファンができちゃいます。個人個人が一人で楽しめたり、タダで色々な音楽に触れられたり、この問題はもはや、演奏側がただがむしゃらに頑張るだけでは解決しないのです。
私たちは、若い芽を早急に見つけ出し、その頑張る方向性をしっかりとサポートしたいと考えました。