「差額関税制度」悪用、15億円以上脱税か
「差額関税制度」を悪用し、15億円以上の関税を免れたとして、千葉県にある食肉卸売業者の実質的経営者が千葉地検特別刑事部に逮捕された。
関税法違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県柏市の食肉卸売業者「タックインターフーズ」の実質的経営者・佐藤孝志容疑者(65)。千葉地検によると、佐藤容疑者は外国産の豚肉を輸入する際、輸入価格が高いほど関税が低くなる「差額関税制度」を悪用し、輸入価格を実際よりも高く申告する手口で、2011年12月から1年間で15億円あまりの関税を脱税した疑いがもたれている。
佐藤容疑者は、同様の手口で255回にわたり、税関でウソの申告を繰り返していたという。千葉地検は、佐藤容疑者の認否を明らかにしていない。
関税法違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県柏市の食肉卸売業者「タックインターフーズ」の実質的経営者・佐藤孝志容疑者(65)。千葉地検によると、佐藤容疑者は外国産の豚肉を輸入する際、輸入価格が高いほど関税が低くなる「差額関税制度」を悪用し、輸入価格を実際よりも高く申告する手口で、2011年12月から1年間で15億円あまりの関税を脱税した疑いがもたれている。
佐藤容疑者は、同様の手口で255回にわたり、税関でウソの申告を繰り返していたという。千葉地検は、佐藤容疑者の認否を明らかにしていない。