Hatena::ブログ(Diary)

むじゅんだつい このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-12-04

SHIROBAKOのキャラデザ 「まぶた線」のルーツを探ってみる

SHIROBAKOキャラデザにおいて少し気になった部分があったので、軽く調べてみました。


f:id:izakura:20141205001333p:image

よくまつげの上に描かれる二重のまぶたではなく、もう一つ上の眼窩?みたいな所を表している感じの線です。

※本来どういう名前か判らないので便宜上「まぶた線」と呼びます。






f:id:izakura:20141204233552j:image f:id:izakura:20141204233551j:image

f:id:izakura:20141204233549j:image f:id:izakura:20141204233829j:image

f:id:izakura:20141204233548j:image f:id:izakura:20141204233547j:image

SHIROBAKOの宮森は表情がコロコロと変わるヒロインですが、この「まぶた線」がとても良く効いていると思います。

特に半目っぽい時に、目をそれほど小さくせず可愛さを損ねずに、でもきちんと目が座った感じが表現できているかなと思います。

あと疲れや眠気みたいな表情を表現する時に、このまぶた線があるととても便利そうです。

寝不足やお疲れな人が続々と出てくるアニメSHIROBAKOにおいては特に必要な線なのかもしれません。


可愛さと半目の同居。いいですね。


興津さんがクールビューティーであるという事を一目で示すというデザイン的な意味合いの他にも、就業時間をきっちり守る人で睡眠時間や休憩をきちんととっているからというのもあるのかも。

「まぶた線」の使い分けに関してもメリハリをつけて上手く成されていると感じる。




――で、気になったので、この「まぶた線」のルーツを少し探ってみることにしました。

と言っても、

水島努監督

アニメーションキャラクターデザイン担当の関口可奈味さんの二人のこれまでをたどってみただけですが……。


ではまず、アニメーションキャラクターデザイン関口可奈味さん。





どうやら関口可奈味さんの持ち込んだ表現技法というわけでは無さそうです。




で、水島監督


※原作コミックスがあるので、原作絵の影響もあると思います






ブラッドCではCLAMPの方が脚本としてメインスタッフに入っているのでその時に?(憶測です)



他のキャラも線というほどのものは見えなかったです。

(原作のあるアニメだと制約がありそうですが)



と、興が乗ったので調べてみましたが、所詮Googleで検索して出てくるレベルの調べ物なので全然違うかもしれません。(興味を持った人がいたら他の監督さんとかの傾向も詳しく調べて教えて下さい)

ただ、水島努監督が「まぶた線」を好んで使っている傾向はあるのかなとは思います。

個人的に表情の幅が結構広がる気がするので、もしかするとこれからアニメ業界で流行る可能性もあるかもしれません。水島監督が手がけるアニメは勿論、他のアニメでもこの「まぶた線」に注目して見ると面白いかもしれませんね。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/izakura/20141204/p1