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米Buffer社が使いこなす、リモートワーカー御用達のオンラインツール17選
Bufferopen:Bufferでは、モバイルマーケティング、Facebook、SEOなど、さまざまなオンラインツールを活用しています。
私たちの仕事哲学は「ハードではなくスマートに働く」ですが、オンラインツールはその中核に位置するものです。また、新しいツールを探すこと自体も楽しみのひとつです。
そういうわけで、『Product Hunt』のツール探索チームから、リモートワーカーやモバイワーカーのためのベストツールをまとめて欲しいと依頼されたとき、私たちは大喜びで引き受けました。
以下はそのときリストした17のツールです。リモートワーカーやデジタルノマド必携のものばかりですよ!
Bufferのリモートチームが毎日使っている17のツール
1. Trello ─ なんでもオーガナイズできる
『Trello』はBufferチーム御用達のToDoリストです。エンジニアは仕様作成に、サポートチームはバグの報告に、クラフトチームはコンテンツの企画に使っています。もっともこれらは氷山の一角で、使い道は実にさまざま。Bufferでは、タスクやプロジェクト、テスト、達成目標の管理などにも利用しています。
2. f.lux ─ 時間帯で画面の色温度を調整
Bufferにはリモートワーカーのチームがあり、自分の好きな時間、最も生産性が高い時間に働くことができます。なかには深夜や早朝に働く人もいます。そんな時には『f.lux』が欠かせません! このMacアプリは、夜間や早朝でも画面が眩し過ぎないように、スクリーンの色温度を調整してくれます。
3. Buffer ─ ソーシャルメディアの管理を楽に
私たちは素晴らしいソーシャルメディアツールを作るために日夜働いています。そんな私たちは、ソーシャルメディアでシェアするのが大好き。そしてもちろん、自分たち自身もソーシャルメディアのマネジメントに『Buffer』アプリを使っています。多くのメンバーがリモートで働いていて、勤務スケジュールもまちまち。『Buffer』の予約投稿機能を使えば、どこにいてもソーシャルメディアにベストタイミングで公開できます。
4. Hipchat ─ チームのためのグループチャットとインスタントメッセンジャー
Bufferでは、『Hipchat』に常設チャットルームをもうけて、一日中おしゃべりをしています。チームごとに専用ルームがあるほか、一対一のチャットにも使います。また、Hipchatとhubotを連携させて、プログにコメントが書き込まれた、コードがプッシュされた、サポートメールの受信箱が空になったなど、さまざまなイベントの通知を自動で受け取るようにしています。
5. 1Password ─ パスワードマネージャ
最近Bufferでは、パスワードをすべて『1Password』で共有することに決めました。チームごとにvaultを作成し、メンバーでパスワードをシェアしています。1Passwordはセキュリティ対策にも有効です。Bufferではたくさんのメンバーが重要なアプリやツールにアクセスしますが、1Passwordの強固なセキュリティのおかげで安らかに眠れます。
6. Wunderlist ─ アイデア、ToDo、行きたい場所などをメモっておく
個人的なToDoリストやリマインダーには『Wunderlist』のモバイルアプリが活躍します。すばやくアイテムを追加できて、締切やリマインダーも設定可能。また、サブタスクの追加や、コメントの記入もできます。「wanderlust(旅行熱)」をもじったアプリ名も、デジタルノマドのライフスタイルにぴったりですね。
7. Airbnb ─ あらゆる宿泊を楽しい体験に
Bufferチームがサンフランシスコを訪問するときは、いつもAirbnbを使います。カンファレンスやイベントなどへの出張旅行にもAirbnbを利用します。Airbnbは、私たちの旅行計画の中で重要なパートとなっています。初めての街を訪れる時や、引っ越す前の偵察などにもAirbnbは活躍します。
8. Uber ─ スマートフォンでタクシーを呼ぶ
ニューヨークで開かれるBuffer集会で、私たちが最も使うアプリは?(『Buffer』を除く) それは『Uber』です。レストラン、ホテル、コワーキングスペースなどあらゆる場所への移動に活用しています。さらに、世界に散らばるメンバーの中には、Uberをバックヤードに常駐させている人もいます。
9. iDoneThis ─ チームの実績管理に
24人いるチームメンバーの進行状況を把握するには『iDoneThis』が便利です。メンバーはそれぞれ、自分の実績を記録してiDoneThisにメールします。翌朝、メンバー全員の実績が、自分の受信箱に届けられます。個人の実績管理にも(前月の今日に何を達成したか見るのはクールな体験です)、チームの情報共有にも便利です。
10. Every Time Zone ─ タイムゾーンの計算が不要に
Bufferでは次のことがよく起こります。いま朝9時だけど、あのメンバーがいる場所ではいま何時だっけ...。『Every Time Zone』なら、時間マーカーで動かして、自分の場所のある時刻が、別の都市では何時になるかが簡単に見られます。また、それぞれの場所の朝8時から夕方6時の時間帯をハイライトしてくれるので、相手が勤務時間中かどうかもすぐにわかります。
11. Hackpad ─ リアルタイムコラボレーション
何かメモをとる時はいつも『hackpad』を使います。仕様、アイデアなど話し合うべきことがあれば、すぐにhackpadを開きます。チーム全員がすべてのPadにアクセスできるようになっています。Padはシンプルで整理も簡単、アイデアやコメントをすばやく書き留めることが可能。最もシンプルで最も迅速に共同作業ができるアプリです。
12. Workfrom ─ 仕事カフェを探す
Bufferのチームは、カフェワーカーとホームワーカーの二派に分かれます。カフェワーカーはたいてい、気分によって場所を変えます。新しいカフェを見つけるのに、『Workfrom』が活躍します。このサイトは、たくさんの主要都市をカバーしており、リモートワークに使えるカフェをリコメンドしてくれます。
13. Cloud App ─ 画面をキャプチャして共有
オフィスで働いているなら、同僚をデスクに呼んで、PC画面を見せることは簡単です。リモートワークで同じことをしたいなら、『Cloud App』が使えます。画面のスクリーンショットを撮影し、クラウドに送信すれば、シェア用のURLリンクが取得できます。あとはリンクを相手に送るだけ。また、新しいMacアプリは画面キャプチャのGIFアニメが作成できます!
14. Jawbone UP ─ 1日の活動を記録する
透明性は私たちBufferのコアバリューのひとつです。透明性は健康にもつながります。チームメンバー全員が『Jawbone UP』を持ち、日々の活動と睡眠状況を記録しています。リモートワークはコンピューターの前に長時間かじりつきがちですが、Jawbone UPが生活リズムを整えるのを助けてくれます。
15. World Time Buddy ─ タイムコンバーター、世界時計
Every Time Zoneと同じく、『World Time Buddy』は各所にちらばるチームメンバーの現在時刻を簡単に調べられるツールです。時刻が調べられるのは主要都市だけではありません。街の名前を直接入力すれば、その場所の正確な現在時刻がすぐにわかります。
16. Spotted by Locals ─ 地元の人みたいに
デジタルノマドは世界中のさまざまな街を訪れます。地元の人みたいに街を楽しみたいなら、『Spotted By Locals』を使いましょう。実際にその街に住んでいる人たちの生の声が聞けますよ。
17. Sqwiggle ─ 共同作業をより快適に
『Sqwiggle』は、リモートでの共同作業を快適にしてくれるビデオチャットです。数分ごとにスクリーンショットを撮って(間隔は選べる)表示してくれるので、同僚たちの状況が常にわかります。相手の写真をクリックすれば、チャットを開始できます。Bufferチームでは、いつもSqwiggleを開きっぱなしにしておきます。お互いの顔が見れるし、気軽に話しかけることもできて、共同作業が楽しくなるからです。
以上が、Bufferのリモートチームが日頃から共同作業で使っているツールです。Bufferでは、仕事仲間が世界に散らばっているので、こうしたオンラインツールが大活躍しています。
17 Top Tools for Remote Workers and Digital Nomads|Buffer
Kevan Lee(訳:伊藤貴之)
Photo by Shutterstock.