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» 2014年12月04日 09時02分 UPDATE

「はやぶさ2」は「恵まれたミッション」 寄付金で機体にカメラ 国民の支援が後押し (1/2)

「多くの人に見届けてもらい幸せ」「気を引き締めていく」――「はやぶさ2」の打ち上げ成功を受け、関係者は打ち上げ成功の喜びと帰還への決意をにじませた。

[産経新聞]
産経新聞
画像 大勢の人が見守る中、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載して打ち上げられるH2Aロケット26号機=3日午後1時22分、鹿児島県・種子島

 生命の起源を探る小惑星探査機「はやぶさ2」が3日、6年間の長旅に出発した。「多くの人に見届けてもらい幸せ」「気を引き締めていく」。種子島宇宙センター(鹿児島県)で会見した宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの関係者は打ち上げ成功の喜びと帰還への決意をにじませた。

 多くのトラブルを乗り越えた初代はやぶさの帰還から4年。はやぶさ2を統括するJAXAの国中均プロジェクトマネージャは、6年間の運用が始まることについて「緊張している」と何度も繰り返した。

 その一方で、全国各地で宇宙ファンが打ち上げの様子を見守ったことに対し、「はやぶさ2は恵まれたミッション。多くの方に門出を見届けていただけたことは大変幸せ。応援に応えられるよう、頑張っていきたい」と強調した。

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