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円相場1ドル一時120円台 約7年4か月ぶり
12月4日 23時31分

4日のニューヨーク外国為替市場は、アメリカの景気拡大が続くという期待感などから円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時およそ7年4か月ぶりに1ドル=120円台まで値下がりしました。

4日のニューヨーク外国為替市場は、このところアメリカで発表される経済指標の内容がよく、景気の拡大は今後も続くという期待感などから円を売ってドルを買う動きが強まっています。
このため、円相場は一時およそ7年4か月ぶりに1ドル=120円台まで値下がりしました。
市場関係者は「最近の原油価格の下落がアメリカ経済の回復を後押しするという見方も広がっている。また今後、利上げに向かうアメリカと金融緩和を強化した日本との金融政策の違いから、日米の金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いも増えている」と話しています。
円相場は、日銀が市場の予想を覆す形でことし10月末に追加の金融緩和に踏み切って以降、円安ドル高が加速しており、追加緩和の直前と比べると1か月余りで10円以上、円安が進んだことになります。

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