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NY円、一時120円台に下落…7年4か月ぶり

読売新聞 12月4日(木)23時27分配信

 4日のニューヨーク外国為替市場は、米国の景気回復への期待などから円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は一時、約7年4か月ぶりに1ドル=120円台まで下落した。

 日本銀行が10月31日に追加緩和に踏み切った後、約1か月で約10円も円安・ドル高が進む急ピッチの展開となっている。市場では、今後も円安基調が続くとの見方が強い。

 4日の外国為替市場では、前日に発表された米経済指標が市場予想を上回り、米株価が上昇したことなどを受けてドル買いが先行した。さらに、安倍政権が「アベノミクス」を継続し、円安・株高基調が続くとの見方が広まった。

 このため、投資家が積極的にリスクを取ろうとして、安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが加速した。

最終更新:12月4日(木)23時27分

読売新聞

 

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