PGIを標準コンパイラとしたMPICHのインストール方法
※注意今回記述する方法はGregorにインストールすることを前提としています.
まずMPICHをダウンロードし,解凍します.解凍したMPICHのフォルダに移動して

./configure -cc=/home/local/pgi/bin/pgcc -c++=/home/local/pgi/bin/pgCC -fc=/home/local/pgi/bin/pgf77 -cflags="-Msignextend -tp px -DUSE_U_INT_FOR_XDR -DHAVE_RPC_RPC_H=1" -opt=-fast -fflags="-tp px" -c++flags="-tp px" -f90flags="-tp px" -f90=/home/local/pgi/bin/pgf90 -prefix=/home/tecchan/mpich-pgi/ -comm=shared

と実行します.この時,pgccにパスが通っているかを必ず確認してください.パスが通っていないとANSI規格に沿っていないコンパイラだといわれ自動的にgccにコンパイラが変更されてしまうので注意が必要です.

コンパイルが完了したら

make

makeが終了したら

make install

以上でインストールは完了です.

実際にプログラムをコンパイルする際には従来のMPICHではなくPGIをコンパイラに指定したMPICHでコンパイルをおこなってください.

参考文献  http://www.pgroup.com/faq.htm#cdk1d PGIの公式サイトのQ&A