中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

男子ゴルフ最終戦 賞金王争い ランキング2位藤田「優勝しかない」

2014年12月4日 紙面から

 4人が賞金王を争い激突する、今季ツアー最終戦の日本シリーズJTカップ(東京都稲城市、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)が4日から始まる。開幕を翌日に控えた3日は、各選手がプロアマ戦に参戦し、最後のコースチェック。この大会で2010年から3連覇と相性の良いコースで藤田寛之(45)=葛城GC=が、逆転賞金王に挑む。賞金総額1億3000万円で、優勝賞金は4000万円、2位は1500万円。

 プロアマ戦を終えた藤田。報道陣の「いよいよですね。賞金王争い」の問いかけに「興味はありますよ」と、笑いながらはぐらかした。しかし「優勝するしかない。ハードルは高いですが、チャンスはあると思うので、そこを目指してやりたい」とキッパリ言った。

 左肩痛を抱える藤田。最終決戦を前に、1日に今年5回目の痛み止め注射を左肩に打った。「寒さが問題。(暖かかった)宮崎とカシオは良かったが、(寒かった)HEIWA・PGMと太平洋でだんだんクラブが振れなくなっていた。きょうは大丈夫でした」。手負いの体にムチを打って戦う気だ。

 コースは今年、グリーンの芝を張り替える改造が行われた。「今までと少し違う。ゴツゴツしている感じ、フェアウエーも軟らかい。今年は例年よりスコアが伸びないんじゃないかな」と読む。そして「出遅れないよう、10位以内にいたいですね。最終的にはパットが大事かな」と言う。

 2日の練習ラウンド後には、母校の専大生田校舎を訪れ、ゴルフ部学生らと交流し、リフレッシュした。「もう(賞金王は)孔明で決まりでしょう。そんな簡単に3人は優勝できないでしょう」とはぐらかしたが、「初日は第1〜第2集団あたりでいい。3日目が終わって第1集団の中にいたい」とプランを口にするあたり、逆転で2年ぶり2度目の賞金王に向けてやる気満々と見た。 (櫛谷和夫)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ