日本協会の大仁会長は静観　アギーレ監督の八百長関与疑惑問題で　

　スペインリーグの八百長疑惑に絡み、日本代表のハビエル・アギーレ監督（５６）が起訴されるとスペイン紙が報じた問題で、日本サッカー協会の大仁邦弥会長（７０）は３日、東京都内で取材に応じ、「前（９月末）に１度（報道で）出たときに（アギーレ監督から）『大丈夫』と聞いている」としながらも、「調査するように言った。今は情報収集しているところ」と、報道された内容の真偽などを慎重に調べていることを明らかにした。

　大仁会長は「本人が『問題ない』と言っているので、それを信じるしかない」と語り、欧州組の視察から４日に再来日するアギーレ監督の事情聴取なども含め、事態の推移を見守る考え。自ら聴取するようなことはないという。

　同国検察庁によって起訴された場合に関しては「そのときに考える」と語るにとどまった。