衆院選公示後、安倍首相のみならず菅官房長官も応援演説で全国各地を飛び回る異例の状況がうまれている。

 

　歴代の政権では、危機管理への対応などの問題から、選挙期間中も官房長官は官邸に残るのが慣例となっていたが、今回、菅官房長官は公示日から全国各地で精力的に街頭演説を行っている。

 

　4日午前に菅官房長官の代役で会見を行った世耕弘成内閣官房副長官は、「法律上は官房副長官が任務を代行することができる。また、総理・官房長官とは衛星電話等でいつでも連絡が取れる状況を確保している。官邸には危機管理官も常駐しており、危機管理上の隙間が生じることはない」と述べ、問題がないことを強調した。

 

（DAILY NOBORDER編集部）

PHOTO by っ [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html), CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/), CC-BY-SA-2.1-jp (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/deed.en) or CC-BY-SA-2.5 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)], via Wikimedia Commons