「大麻使用後の運転」を取り締まるために呼気からの大麻成分測定器が開発される 22
ストーリー by hylom
取り締まりも大変である 部門より
取り締まりも大変である 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
米ワシントン州立大学で呼気中の大麻成分測定器が開発されているそうだ(The News Tribune、Slashdot)。
ワシントン州では2012年に成人用嗜好品としての大麻使用が合法化されたが、その後大麻の影響下での運転が問題となっているそうだ。法律が施行されてから丸1年たった2013年に行われたテストでは血液サンプル数の4分の1が大麻陽性だったとのこと。
大麻の主な有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)が血液1mlあたり5ナノグラム以上検出される状態で運転した場合、ワシントン州法では90日以上の免許停止が直ちに執行されるとのこと。しかし今のところアルコールの呼気測定器のように警察官などが簡易的に使える機器はなく、THCの血中濃度判定には血液検査をするしかないという。
研究者らはイオン移動度分光分析という技術を用いて被験者の呼気中のTHCを検出することに成功したとのことだが、現在開発中の測定器では呼気中のTHCの有無のみを検出し、実際の血中濃度推定には至らないという。しかし検問などでの誤判定を防ぐなど実用化されれば非常に有益と考えられるとのことだ。
THCを含む呼気のプロトタイプを用いた臨床試験は2014年内に終了する予定であり、来年からは実際の呼気を用いての臨床試験を開始するとのことだ。
「自動」車 (スコア:1)
大麻解禁するのもやっぱり社会的に色々負担増えるんすね。
日本だと大麻が解禁されていないせいか、危険ドラッグとかが流行って。
キメたやつらの事故や事件が目立つし、検査対応成分をあれこれ変えないといけなくなりそう。
ということで、車に関して言えば自動(運転)車の実用化に期待。
でもそっちは実現までどんだけかかるんだろう。
その場合、なんとなく導入管理しやすそうな高速のみ運用とかになるのかな。
#危険ドラッグの材料が中国産と聞いた時は「逆阿片戦争」とか妄想した。
Re: (スコア:0)
酒の取り締まりと基本かわらないと思いますがね
取り締まり対象に大麻も加わる分、警察は大変になりますがw
Re: (スコア:0)
危険ドラッグの呼気検出が難しいなら、今回検出可能になった大麻を解禁して危険ドラッグ利用者をそちらに誘導した方が楽そう。
Re: (スコア:0)
検出は楽かも知れないけれど、それって結局、車に乗った後の話になるわけで、
危険運転を未然に防ぐ事はできないのが怖いですね。
全ての車に呼気検査機の設置を義務付けるのって、無理なんだろうか。
交通事故の発生件数とその損害を考えれば、税金を投入する価値は
ありそうなものだけど。
Re:「自動」車 (スコア:1)
入浴中の急死者数>交通事故による死亡者数 @日本
入浴を禁止しよう。
Re:「自動」車 (スコア:1)
心拍呼吸停止の死者数がもっと多いからそれも禁止しないといけなくなる趨勢。。。
Re: (スコア:0)
高齢や入院していて車乗る人は対象外だがな
Re:「自動」車 (スコア:1)
乳幼児もかな
Re: (スコア:0)
> 日本だと大麻が解禁されていないせいか、危険ドラッグとかが流行って。
危険ドラッグに手出すような輩が
「ほら大麻解禁したから、大麻でおとなしくしとけ」と言われて
危険ドラッグを諦めるとは思えないんだけど
そこらへん、なんかいい事例は無いものか。
Re:「自動」車 (スコア:2)
そもそも吸った直後に泡吹いてぶっ倒れるような危険ドラッグを使って運転をしようなんて人はいません
いたとしても極々少数派でしょう、彼らもそこまで馬鹿じゃありません
ではなぜ最近になって危険ドラッグによる運転事故が急増しているかというと、彼らが思っている以上に効きが強かったからだと思います
危険ドラッグ(脱法ハーブ)が最初に世に出た頃は擬似THCの成分を使っていて、効きはほとんど大麻と一緒でした、脱法ハーブの名の通り大麻(ハーブ)の代用品だったわけです
もちろん吸ったらすぐにぶっ倒れたり、口から泡ふいたりはしません
しかし薬事法の度重なる改正によって、成分がどんどん禁止されていき、いたちごっこで新しい成分が使われるようになっていきました
その結果が現在の吸ったら即ぶっ倒れるような強烈な危険ドラッグです
ですから大麻を解禁すれば危険ドラッグのユーザーのほとんどは大麻に流れると思います
もちろんより強い効きを求める求道者的な人間はいるでしょうが、そういう人たちは家で環境を整えて使うと思われます、ぶっ倒れる程度の効きだということがわかった上で車を運転する物好きはいないでしょう
# だからといって別に大麻解放しろとかそういうことがいいたいわけではありません、あしからず
Re: (スコア:0)
「あっちの方がもっとトベるらしいよ」でグレーもしくは真っ黒な品物にも手を出し始めるようになる、というゲートドラッグ説に基づけば大麻解禁なんてもってのほか、とは言える……が、それは結局禁酒法、ひいては栄養ドリンク・エナジードリンク規制法を作れって話になるな。
(そして、大麻からコカイン等への移行が本当にどの程度考慮すべき話なのかは諸説ある)
流行(カッコイイから)でやってる人たちには、「大麻カッコイイ」を表現できればそちらに流れるでしょう。政府がそれ言うって無理だけど。
快感でやってる人たちには、「大麻の方がより安全にステキな体験が得られるぜ」を表現できればそちらに流れるでしょう。政府が(略
危険に踏み込むのが好きな人たちには、「規制されてるんだかされてないんだか曖昧な危険ドラッグより世界で規制されてる大麻の方がイイゼ!」って言えば(略
・・・
公共事業として、非合法のまま、ごくごく限られた一部で「これ、確かな筋から横流しで手に入れた大麻だぜヘヘヘおっと店の外でヤるのは御法度な」って安価に吸わせれば危険ドラッグより大麻に流れるんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
ある地区だけで解禁するとかどうかな。
ドラマのThe Wireで、ある地区だけ警察がお目こぼしするってのがあった気がする。
危険ドラッグは徹底取締りで、大麻は売らせる。
まあ、日本だと最悪の状態でもないんで、そんな地区を許容できる人も場所もなさそうだけど。
Re:「自動」車 (スコア:1)
どっかの離島だけでカジノと大麻解禁でいいかもね。
胴元K冊天下り会社にしとけばもろもろOKで税収も潤いそう。
Re: (スコア:0)
オランダのコーヒーショップはある程度そういう考え方じゃなかったでしたっけ。
麻薬の蔓延が酷いから、「このショップでだけ売る。この中でだけはお目こぼし」と。
(持ち帰ることはできるが、多量に持っていると売人と判断されて捕まる)
#酒もせめて往来で酔っ払いがゴロゴロしてるような状況はどうにかしてほしいかな(泥酔で歩いてたら罰とか)と思わなくもないが、体制移行中が酷いことになるから難しいだろうなぁ。泥酔しがちな人は往来を歩かないで済む手段を担保しろと。
逆阿片戦争 (スコア:0)
ベトナム戦争当時は、毛沢東が然う叫んでベトナムに出血価格で卸したと云うまことしやかな、でも有りそうなゴシップが。 痛い目に遭ってるから自国には還流せぬ様厳重な注意を払ったとか。 まあ改革開放で黒組織が大手を振って罷り通る今と成っては抑え切れずに成って居るとか。
Re: (スコア:0)
>日本だと大麻が解禁されていないせいか、危険ドラッグとかが流行って。
欧米の大麻に寛容な政策を取っている国でも危険ドラッグの汚染は増大し社会問題化してます。 「大麻に寛容な政策を取れば危険ドラッグは流行しなくなる」とお思いでしたらそれは誤りです。
誤動作 (スコア:1)
少し前に、知人が健康診断だったか何かの尿検査で大麻反応が出て大騒ぎになったことがあった。
結論で言えば「芥子の実」が含まれた七味を毎日大量に讃岐うどんにかけて喰ってたのが原因だった。
#こういう誤動作が起きると困るって例ということで
Re:誤動作 (スコア:1)
市販の鳥の餌を与えている鳥を食うと同じことになりますね。
Re: (スコア:0)
>結論で言えば「芥子の実」が含まれた七味
七味に含まれるのは「麻の実」や
芥子の実がついているのはあんぱん
Re: (スコア:0)
アンパンマン「ソバカスなんて気にしないわ」
Re: (スコア:0)
芥子の実(アヘンの元であるケシの種)の問題ではなくて麻の実(おのみ:大麻の種)の問題かと思われます
どっちも七味に入っていますが
大麻運転 (スコア:0)
そもそも「大麻使用後の運転」を取り締まる必要はあるのだろうか?