NEXT NEWS
PREVIOUS NEWS
2014.12.4 THU
TEXT BY MARCUS WOHLSEN
PHOTOS BY DREW KELLY/WIRED
TRANSLATION BY TOMOKO MUKAI/GALILEO
WIRED NEWS(US)
アマゾン発送センターで待機するKiva社の倉庫用ロボット。
アマゾンは2012年3月、マサチューセッツを拠点とするKiva Systems社を7億7,500万ドルで獲得した。Kiva社(日本語版記事)は、MITの卒業生たちが設立した新興企業で、倉庫用ロボットとソフトウェアを開発している。
アマゾンはこれまで、Kiva社のロボットを同社がどう活用しているかを明らかにしていなかったが、サイバーマンデー(感謝祭の次の月曜日。オンラインショップにおけるホリデーシーズンのセールの開始日と考えられている)を控えた11月30日、同社倉庫にメディアを招き、ロボット活用法を紹介した。
サンフランシスコから車で東に1時間の位置にあるカリフォルニア州トレイシーには、「OAK4」と呼ばれるアマゾンの倉庫がある。アマゾンは配達速度を上げるため、昨年この地にOAK4を開設した。
アマゾンが「フルフィルメント・センター」と呼ぶ倉庫に入ったときの最初の印象は騒音だ。ローラーの上を動くプラスティックのケースやコンヴェアベルトの音、箱にラベルを貼付ける機械の音など、さまざまな騒音で一杯の同社の倉庫は、常に動き続けるひとつの機械となっている。しかし、OAK4を含む新型倉庫では、中心部に静かな領域がある。ロボットたちが働く場所だ。
黒い金網の向こう側が、ロボットたちが働く場所だ。アマゾンのスタッフが、ノートパソコン台で作業をチェックしている。
SPECIAL
NEXT NEWS
PREVIOUS NEWS
コメントをシェアしよう