札束と自撮り?画像解析で詐欺特定 京都で容疑少年再逮捕
京都新聞 12月4日(木)8時51分配信
京都府警山科署は3日、詐欺の疑いで、住所不定の少年(19)を再逮捕した。同署によると、少年のスマートフォンには多額の札束と自分の顔を一緒に写した画像が残されており、撮影された日時や場所などを解析し、被害を特定したという。
再逮捕容疑は仲間と共謀し、10月下旬から11月上旬、京都府向日市の女性(81)宅に「年金庁」や弁護士を名乗って「個人情報が流出したので代理人が必要」「伝えた暗証番号を他人に教えたのは法律違反。解決するには500万円いる」などとうその電話をし、11月10日、女性宅で現金500万円をだまし取った疑い。
同署は11月11日、京都市山科区の高齢女性から1千万円を詐取しようとした詐欺未遂容疑で少年を逮捕していた。少年は黙秘しているという。
最終更新:12月4日(木)8時51分
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