韓国政府、かつては「愛国のための売春」を奨励・・100万人の女性が米軍の性奴隷に―中国紙

2014年12月02日



在韓米軍近くの売春街「基地村」で米軍相手の「慰安婦」として働かされていたとする韓国人女性122人が今年、韓国政府を相手取って集団提訴した。1人あたり1000万ウォンの国家賠償を求めている。2日付で環球時報が伝えた。

朝鮮半島を占領し、韓国人女性を慰安婦として凌辱し続けた旧日本軍が撤退した後も、韓国には米軍相手の慰安婦が存在していた。1950年代に書かれた韓国陸軍本部の「後方戦史」では、当時、韓国軍が慰安所を設置し、女性たちを「特殊慰安隊」「第5種補給品」と呼んで、鉄製の桶に入れた状態で前線の米軍兵士の「お楽しみ用」として送り込まれたと記載されている。

1953年に締結された「米韓相互防衛条約」によって米韓の軍事同盟が正式に樹立され、米国は韓国の安全保障全般に義務を負うことになった。在韓米軍は韓国にとって、北朝鮮の脅威から身を守るために必要な存在であり、米国の経済、軍事面への援助が韓国経済や防衛建設を発展させるための重要な保障だった。朝鮮戦争終結後、多くの韓国人は極貧に陥っていた。

在韓米軍の近くには、米軍兵士の娯楽の場である「基地村」が形成されていった。1948年に韓国では公娼制を禁じる法律が制定されたが、米軍のご機嫌をとり、国の経済を復興させるために韓国政府はなりふり構わなかった。1959年10月、国会議員が「外国軍人を満足させるため、慰安婦を増やすしかない」と提案。韓国政府は売春女性たちを「洋公主(ヤンコンジュ)」「米韓民間外交官」などと呼んで、美化した。

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