(cache) 続悪魔のこどもたち　女肉の行方

第１０話

　１ヶ月後・・・夏子が初めて客を取る日。
しのぶはすでに客を取り始め、仕事が終わるたびに稼いだ日銭でクスリを買っていく。多いときでは１日に８人も相手をしたが、その金のほとんどがクスリに消えちまう。歳がいってからクスリを覚えると始末が悪い。堪え性が無くなるんだな。ま、なんとも哀れなものだ。そろそろ次を探さなければならない。
そういえばミキは（真理って言ったっけ）、３日前にクスリの大量摂取による中毒であの世に行っちまった。
死亡証明は親父の関連グループの病院で発行したから、ただの心不全になっちまったけどな・・・。

　夏子は、全裸で大の字に縛られている。
腰の辺りをもぞもぞさせ、なまめかしく動いている。
オレはモニターに映る夏子を別室で見ていた。
モニターカメラを操作し、夏子の体にズームする。すると、夏子のおま×こはすでに洪水状態であることが確認できた。なぜなら、シーツは大きな染みを作っていたからだ。
そして、カメラをもっとズームしてみるとクリトリスが勃起していることがわかる。
リュウは、夏子のクリトリスの包皮を切除してしまったのだ。だから常にクリトリスは晒されて敏感になっている。まったくあいつはやることがえげつない。
カメラを上に移すと陰毛の生え際あたりになにやら文字が書かれている。
「肉奴隷　夏子」
青い文字で刺青が彫られているのだ。これはカズの仕業だ。
夏子はさっきから何やら騒いでいる。
モニターカメラのヴォリュームを上げてみる・・・。
「ああーっ！リュウさん、カズさん！お願い！頂戴っ！ガマンできないの！あああああ！」
あの凛とした片瀬夏子が、腰を振っておねだりしている。
そこへリュウとカズに連れられて、夏子の最初の客が入ってきた。
というより、後ろ手に縛られた全裸の男だ。頭にはマスクがすっぽりと被せられ、目も耳も口もきけない様子だ。空気を吸うための鼻の穴の部分だけが開いている不気味なものだ。

　カズはその男のチ×ポにローションを付けると、しごき始めた。
みるみるうちに男のチ×ポは、大きくなっていく。意志に反してはいるのだろうが、体の快楽は簡単に消せるものではないのだ。
チ×ポに芯が入ると、リュウはその男を夏子の前に突き出した。
夏子はそびえたつペニスを見ながら、腰を震わせ、「欲しい欲しい・・・」とおねだりする。

後から聞いた話だが、夏子にはたっぷりと催淫剤が塗りこまれており、おま×こがとろとろに溶けていたようだ。

　男はリュウに押され、夏子の開いた足の間に体を入れた。そしてカズが手を添えた男のチ×ポは、夏子の開ききったおま×こに吸い込まれていった。
「あああっ！あああああっ！いいっ！くぅーん！」
夏子は、絶叫に近い声をあげていた。
男も一心不乱に腰を振っている。
夏子の顎が上がり、幾度も絶頂を迎える。シーツに染み出た潮が見る見るうちに広がっていくのがわかった。
リュウは笑いながら、腰を振り続ける男のマスクを取り始めた。
ピッタリと顔にへばりついたマスクが、顎から取れ始めた。
「お・・おねぇちゃん・・・・。うわーっ！」
男は驚きの表情のまま、腰を引こうとするとリュウががっちりとそれを押さえつけ、より深い挿入となった。リュウは笑いながら男の腰を前後に振っていた。
夏子は弟の隆をぼんやりとした表情で見ていた。時より見せる快楽の表情は、まさに被虐美だ。
「ああっ！いい、いいのっ！そこっ！もっとぉ、もっと突いてぇえ！」
リュウとカズが面白いショーを見せると言って、今日を設定してくれたわけだが、１ヶ月の間でここまで仕上げたかと思うとさすが俺の舎弟だけある。
隆のチ×ポはだんだん萎えてきた。実の姉を犯している事実が発覚した瞬間に興ざめしてしまったのだろう。
しかし、そこはカズである。自分の指にローションを塗ると隆のアナルに突っ込んでいった。
「ううううっ」
前立腺を探し当てるとぐりぐりと刺激している。
オレはゲラゲラ笑っちまった。
隆のチ×ポは硬さを取り戻しているんだもんなぁ。
夏子は必死に腰を動かし、逃げようとしていたが、がっちり食い込んだ隆のチ×ポにより、インモラルな快感も湧き出てきたにちがいない。
声を上げ始めた。しかも先ほどよりも大きな喘ぎ声が響く。
「ああっ！ああああああ、ひぃーっ！逝くぅーっ！」

　リュウはモニターカメラにＶサインをしている。
オレは、夏子を生本番デリヘル嬢にすることをやめ、ショーの女に仕立てようかと画策し始めた。
変態姉弟の白黒ショーなんて、政治家の裏パーティーで催したら最高の献金集めになりそうだ。

親父の対抗政党をそのパーティーに呼んでスキャンダラスな記事を流すことだって簡単だ。
こりゃ、面白くなってきたぜ。

了

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