はじめまして。
芽生の夫けんです。
芽生のブログを見ていただき、温かい励ましの言葉やアドバイス
いつも本当にありがとうございます。
皆様のその言葉のおかげで、芽生が辛く苦しかったことも
頑張れたことが多々あったと思います。
このブログの話をする時は、
たくさんの温かい人達とつながることが出来たと
とても誇らしげに話していたのが思い出されます。
芽生は、乳がんと告知されてから、
生きる為、治す為、娘達の為に良かれと思うことは、とにかく試し、
1日1日を必死で生きてきました。
ですが、病気の進行は、想像以上に早く厳しいもので、
長女と僕の手を握ったまま、
2013年初夏、とても優しい顔で眠るように亡くなりました。
僕と芽生2人で寛解し、子供達をずっと見守るということは出来なくなりましたが、
残された僕が、大きくなった娘達に、
芽生の思い出話をたくさんしてあげられるよう、
必死に生きていこうと思います。
お知らせが遅くなり、本当にすみませんでした。
追伸:
生前、芽生は、「夫婦2人でがんを克服して、その物語をたくさんのがん闘病の人たちに知ってもらいたい」という夢を、もっていました。
そして、あるご縁から本を刊行するという話が持ち上がり、芽生もその準備を進めようとしていました。しかし、本当に残念なことに、完成した本を芽生自身が目にすることはかないませんでした。
その本のタイトルは、『私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。 ~私は“私の命”をあきらめない』(大和出版)というものです。
また、このたび、この本を原案にした、『ママとパパが生きる理由。』(11月20日木曜よる9時スタート TBS系列)というドラマが放映されることになりましたので、あわせて皆様にご報告申し上げます。